スキンケアには時間とお金をかけていても、頭皮ケアはおろそかになっているという20代女性は多いのではないでしょうか。顔と頭皮は一枚の皮で繋がっています。顔の皮膚がたるめば頭皮も影響を受けますし、その逆も然りです。特に生え際の薄毛や髪のボリュームダウンが気になり始める前に、20代のうちから正しい頭皮ケアを習慣化しておくことは、10年後、20年後の髪の美しさを左右する重要な鍵となります。今回は、未来の自分のために今すぐ始めるべき頭皮ケアの基礎知識について解説します。まず知っておくべきは、頭皮も顔と同じように「タイプ」があるということです。乾燥肌、脂性肌、敏感肌など、自分の頭皮の状態を知らずにケアをしていては逆効果になりかねません。例えば、乾燥肌の人が洗浄力の強いシャンプーを使うと、必要な皮脂まで奪ってしまい、乾燥によるフケやかゆみ、抜け毛の原因になります。逆に脂性肌の人がしっとりタイプのシャンプーを使うと、毛穴詰まりを起こす可能性があります。自分の頭皮タイプを知るためには、洗髪後しばらくしてからの頭皮の状態を観察したり、美容師さんに相談したりするのが良いでしょう。次に重要なのが「予洗い」です。シャンプーをつける前に、お湯だけで髪と頭皮の汚れを洗い流す工程ですが、これをしっかり行うだけで汚れの約8割は落ちると言われています。38度前後のぬるま湯で、1〜2分かけて丁寧に予洗いをすることで、少量のシャンプーでも十分に泡立ち、頭皮への摩擦ダメージを減らすことができます。熱すぎるお湯は頭皮を乾燥させるので避けてください。シャンプーをする際は、髪ではなく頭皮を洗うことを意識します。爪を立てずに指の腹を使い、下から上へとマッサージするように洗うことで、血行促進効果も期待できます。すすぎ残しは頭皮トラブルの元凶となるため、洗う時間の倍以上の時間をかけて、ヌルつきがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。そして、お風呂上がりのケアも欠かせません。顔に化粧水を塗るのと同じように、頭皮にも保湿が必要です。頭皮用のローションやエッセンスを使って保湿することで、乾燥を防ぎ、バリア機能を高めることができます。特に生え際は乾燥しやすい部分なので、重点的にケアしてあげましょう。ドライヤーをかける際は、頭皮に近づけすぎないように注意し、根元を中心に乾かしていきます。生乾きの状態は雑菌が繁殖しやすく、ニオイや炎症の原因になるため、完全に乾かすことが鉄則です。しかし、乾かしすぎ(オーバードライ)も髪を傷めるので、温風と冷風をうまく使い分けるのがコツです。さらに、週に一度のスペシャルケアとして、頭皮クレンジングやオイルマッサージを取り入れるのもおすすめです。毛穴に詰まった皮脂汚れを取り除き、頭皮を柔軟に保つことで、健康な髪が生えやすい土壌を作ることができます。
20代からの頭皮ケアで未来の美しい髪を育てるための基礎知識