虫歯治療の分野で、患者の負担を軽減する切り札として注目される「歯科レーザー」。その役割は、単に「痛くない治療」に留まらないことをご存知でしょうか。人気の芦屋でおすすめの歯医者さんが保険診療を探すと、レーザーは「治療」だけでなく、虫歯を未然に防ぐ「予防」の領域においても、その驚くべき能力を発揮し始めています。特に、従来の予防の王道であった「フッ素」と組み合わせることで、まさに最強とも言える虫歯予防効果が生まれることが、近年の研究で明らかになってきているのです。 この画期的な予防法の主役となるのが、「エルビウムヤグレーザー」です。人気の歯医者にして そんな大阪市のどこにこのレーザーは、歯を削ることのできる強力なエネルギーを持ちながら、その照射出力を非常に弱く調整することができます。そして、この「弱い」レーザーを歯の表面に照射することが、予防の鍵となります。 歯の表面、すなわちエナメル質は、ハイドロキシアパタイトというリン酸カルシウムの結晶でできています。弱いエルビウムヤグレーザーを照射すると、エナメル質の表面がごくわずかに溶かされ、その構造が粗く、多孔質に変化します。これは、一見すると歯を弱くしているように思えるかもしれませんが、実はこれが重要な下準備なのです。表面がザラザラになることで、その後に塗布する「フッ素」の浸透率が、劇的に向上するのです。 フッ素には、歯の再石灰化を促進し、虫歯菌が作り出す酸に対して、歯を溶けにくくする性質があります。レーザーによって表面が改質された歯に、高濃度のフッ素を塗布すると、フッ素はエナメル質のより深くまで、そしてより大量に取り込まれていきます。そして、フッ素を取り込んだハイドロキシアパタイトは、「フルオロアパタイト」という、より硬く、酸に対して圧倒的に強い、いわば「強化された歯質」へと変化するのです。 これは、例えるならば、ただペンキを塗るだけでなく、一度壁の表面にヤスリをかけてザラザラにしてから、下地材を塗り、その上に強力な防水塗料を塗り込むようなものです。レーザーによる表面改質という「下地処理」を行うことで、フッ素という「強化塗料」の効果を、最大限に引き出すことができるのです。 このレーザーとフッ素を組み合わせた予防法は、特に虫歯リスクの高い子どもたちにとって、大きな希望となります。生えたばかりの永久歯(幼若永久歯)は、まだ歯質が未成熟で弱く、虫歯になりやすい状態です。この時期に、レーザーとフッ素による強化処置を施すことで、その歯の「一生の耐酸性」を高め、虫歯になりにくい強い歯へと育て上げることが期待できます。また、矯正治療中で装置の周りが磨きにくい方や、もともと歯質が弱い方にとっても、非常に有効な予防手段となります。 もちろん、この予防法も保険適用外であり、全ての歯科医院で受けられるわけではありません。しかし、「治療」のためだけでなく、「予防」のためにもレーザーを用いるという発想は、歯科医療が目指す究極のゴール、すなわち「歯を削らない、抜かない」という未来を、より現実的なものにしてくれます。虫歯になってからレーザーで治すのではなく、虫歯になる前にレーザーで守る。そんな新しい予防の形が、これからますます広がっていくことでしょう。