豆乳が髪に良いことは知っていましたが、ある日SNSで「豆乳ヘアパック」なるものを発見しました。飲むだけでなく、直接髪に塗ることで、トリートメントのような効果があるというのです。DIY好きの血が騒ぎ、さっそく試してみることにしました。用意したのは、無調整豆乳と、保湿効果を高めるためのはちみつ。これを滑らかになるまで混ぜ合わせ、自家製のヘアパックは完成です。シャンプー後、軽く水気を切った髪に、毛先を中心にたっぷりと塗布していきます。大豆の青っぽい香りがふわりと立ち上り、なんだか髪が栄養を直接食べているような不思議な気分。シャワーキャップをかぶり、湯船に浸かって待つこと10分。いよいよ洗い流します。ぬめりが取れるまでしっかりすすぐと、その時点で既に髪の手触りがいつもと違うことに気づきました。ちゅるんとして、指通りが驚くほど滑らか。ドライヤーで乾かしてみると、市販の高級トリートメントを使った後のような劇的な変化ではないものの、髪一本一本が内側から潤って、しっとりとまとまる感じ。パサついていた毛先が、心なしか落ち着いています。おそらく、豆乳に含まれるタンパク質が髪のダメージ部分を補修し、大豆レシチンやサポニンといった成分が髪をコーティングしてくれたのでしょう。ただし、これはあくまで食品を使った民間療法。大豆アレルギーの方は絶対に試してはいけませんし、しっかり洗い流さないと臭いや雑菌の原因になるリスクもあります。でも、週末のスペシャルケアとして、たまに試してみるのは楽しいかもしれません。自己責任にはなりますが、キッチンにあるもので美を探求する、ささやかで贅沢な時間でした。